精密根管治療の流れ
まず初めに、患者さまの症状や不安について詳しくお伺いします。歯の状態を正確に把握し、治療プラン立てます。患者さまが治療内容に納得し、安心して進められるようサポートいたしますのでご安心下さい。
根管は歯肉で覆われており肉眼では見えない部分が多いため、レントゲンや歯科用CTを使い歯の断面などを撮影します。感染源や根管の形状などを正確に把握し、適切な治療計画を立てます。
治療が始まる前にラバーダムを使用して歯を防湿します。ラバーダムを使用することで外部からの細菌の侵入を防ぎ、治療中の無菌環境を確保します。
根管内はとても細く、かつ湾曲しています。肉眼では見えない部分もマイクロスコープを使用して高倍率で確認します。根管内の治療箇所を細部まで確実に把握し、感染源や汚れを徹底的に取り除きます。マイクロスコープによる精密な根管治療が歯の寿命を延ばす鍵です。
根管内部が清潔になったら、充填材料を使用して根管の先端まですき間なく詰め物をします。根管充填は、再感染を防ぎ歯の強化と機能回復をさせるための重要なステップです。
治療が完了した後も、当院ではメインテナンスを大切にしております。定期的な歯科検診とクリーニング、歯の健康を維持するためのアドバイスやケア指導も行います。患者さまがいつまでも健康な口腔状態を保てるようにサポートさせていただきます。